主催イベント
『文化勲章受章者30人で振り返る近代の日本画』
会期 / 7月9日(火) ~ 9月8日(日)
昭和12年(1937)に制定された文化の発展にめざましい功績を挙げた者に授与される文化勲章。
その記念すべき第1回目の受章者として選ばれたのが、「東の大観、西の栖鳳」と並び称された近代の日本画家を代表する巨匠、横山大観と竹内栖鳳でした。そして、女性初の文化勲章受章者として選ばれたのが、近代美人画の巨匠、上村松園でした。近代の日本画家たちは日々研鑽に励み、受章を積み重ね、現在に至るまでの間に40人の日本画家たちが文化勲章を受章しています。
本展では、開館30周年の30にちなみ、文化勲章を受章した近代の日本画家たち30人の作品を展示し、近代の日本画を振り返ります。
写真左から:川端龍子「松鯉図」、竹内栖鳳「小鳥乃家」、小林古径「椿」、川合玉堂「小春」、上村松園「紫式部之図」
〇内容
1階展示室/横山大観、竹内栖鳳、上村松園などの作品 28点
2階展示室/川端龍子、中村岳陵、加山又造などの作品 25点
ラウンジ/2階入口 2点
総数 55点
【主な展示作品】
横山大観「不二霊峰」昭和29年頃
竹内栖鳳「獅子図」明治34年
上村松園「わか葉」昭和23年
鏑木清方「若き人々」明治45年
前田青邨「動物の舞踏会」昭和33年
川端龍子「富士越之龍」昭和24年頃
福田平八郎「夏池」大正11年頃
山口蓬春「那智の瀧」昭和4年
中村岳陵「高士淸談」大正5年頃
高山辰雄「何處へ」平成12年頃
加山又造「桜島新雪」昭和44年
〇展示解説
日時= 7月27日(土)、8月17日(土) 各日とも13:30 ~
場所= 二階堂美術館展示室内
講師= 当館学芸員
〇主 催 公益財団法人二階堂美術館
〇共 催 大分合同新聞社
〇後 援 エフエム大分
開館30周年記念 所蔵品企画『文化勲章受章者30人で振り返る近代の日本画』目録
開館30周年記念 所蔵品企画『文化勲章受章者30人で振り返る近代の日本画』チラシ(表)
開館30周年記念 所蔵品企画『文化勲章受章者30人で振り返る近代の日本画』チラシ(裏)