主催イベント Event

『近代日本画の青色』

会期 / 2月3日(火) 3月29日(日)

日本最古の書物『古事記』に登場する色彩表現は「赤」「黒」「白」「青」。現代の認識とは違い、特に「青」は白や灰色のぼんやりとした色から緑色を含む寒色系全般にわたる色域を示していたとされます。色名としてのみならず、人間のことを「青人草」と表すなど、青は生命力や宇宙観、神聖なものを示す場面でも使われ、古来より日本人の青に対する美意識は奥深いものがあります。日本古来の伝統的な画法と西洋絵画の要素の融合により展開された近代日本画においても、青色は多くの画家に愛され、作品の美しさを引き立てる工夫やこだわりを見ることが出来ます。
本展では、色彩豊かな当館収蔵品を通して、日本画家たちによる艶やかな青色の多様な表現を探求します。特集展示では、近代の画壇を代表する横山大観と上村松園の極めた技が冴える秀作をご紹介します。
左から:松岡映丘「山荘の秋」、橋本雅邦「蓬莱山水」、尾形月耕「巌上孔雀」、横山大観「月四題(秋)」、上村松園「春の光」

〇会 期
令和8年2月3日(火)~3月29日(日)
開館時間=9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日=毎週月曜日(月曜が祝日の場合は次の平日)

〇内 容
二階堂美術館所蔵の日本画作品 52件 58点
第一章:花鳥風月の青色
第二章:主役の青色

第三章:麗しの青色
特集展示:横山大観と上村松園の技

〇展示解説
2月7日(土)、3月7日(土)  13:30~
講 師:当館学芸員

〇主な出品作品
橋本雅邦《蓬莱山水》明治中期(1883-1897)

尾形月耕《巌上孔雀》明治33年(1958)頃
竹内栖鳳《海濱風光》昭和8年(1933)
郷倉千靱《凍朝》昭和21年(1946)
加山又造《渦潮》昭和38年(1963)
前田青邨《江島詣》昭和10~12年(1935-1937)
上村松園《春の光》昭和17年(1942)
鏑木清方《ちらちら雪》昭和2年(1927)
伊東深水《春雪》昭和34年(1959)〔新収蔵品〕
横山大観《月四題》明治43年(1910)頃

〇主 催 公益財団法人二階堂美術館
〇後 援 大分合同新聞社、エフエム大分

コレクション展4『近代日本画の青色』チラシ(表)
コレクション展4『近代日本画の青色』チラシ(裏)
コレクション展4『近代日本画の青色』目録