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特別展『生誕150年 川合玉堂展』

会期 / 9月14日(木) 11月26日(日)


開館時間=9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日=毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)

日本の自然や自然の中で生きる人々の生活を詩情豊かに描き出した近代日本画壇の巨匠・川合玉堂(1873~1957)。公益財団法人二階堂美術館では、平成6年の開館以前より玉堂作品の収集に努めてまいりました。本年度は、その生誕150年を記念した展覧会を開催します。
現在の愛知県一宮市に生まれ、少年期を岐阜で過ごした川合玉堂は、京都で望月玉泉、幸野楳嶺に学んだのち、明治29年上京して橋本雅邦に師事、円山四条派や狩野派の技法を深めます。同31年には日本美術院創立に参加、同40年には第1回文展の審査員となり、以後、帝展、新文展、日展と続く官展の中心作家として長く活躍しました。東洋画の真髄である線描にこだわり、墨と色彩の調和を追求して生み出された独自の画境は、今なおひろく人々に親しまれています。
本展では、二階堂コレクションの玉堂作品に他館が所蔵する名品をあわせた、初期から晩年にいたる約60点の作品により、玉堂芸術の魅力をご紹介します。

〇オープニング・ギャラリートーク=日時: 9月14日(木) 13:30~ 場所:二階堂美術館展示室内 講師:当館学芸員
〇講演会(スペシャルギャラリートーク)=日時: 9月30日(土)13:30~ 場所:二階堂美術館展示室内 講師:永井明生氏(公益財団法人泉美術館学芸部長)
〇展示解説=日時:10月7日(土)、21日(土)、11月4日(土)、18日(土)各日とも13:30 ~ 場所:二階堂美術館展示室内 講師:当館学芸員

1=《深秋》昭和8年(1933) ウッドワン美術館所蔵 2=《小春》大正15年(1926) 二階堂美術館所蔵 3=《山雨新霽》昭和4年(1929) 二階堂美術館所蔵 4=《柳蔭閑話図》大正11年(1922) 岐阜県美術館所蔵  5=《渡頭の春》昭和29年(1954) ウッドワン美術館所蔵 6=《鵜飼》昭和26年(1951) 二階堂美術館所蔵

チラシ→特別展「生誕150年 川合玉堂展」チラシ
目録→R5特別展「生誕150年川合玉堂展」目録(表)
R5特別展「生誕150年川合玉堂展」目録(裏)※9/26更新